Top / 準消費貸借契約書
準消費貸借契約書
準消費貸借契約は、売掛金債務や損害賠償債務等の金債務や貸金債務を、通常の金銭債務に置換えるものです。これらの債務（売掛金や損害賠償の請求権）の２年または３年といった短期消滅時効を、金銭消費貸借に置き換えることで、消滅時効を５年または１０年に引き伸ばすことができるという利点があります。
債権者から債務者に提案して、この金銭準消費貸借契約書に署名押印してもらうわけですが、債務者にはメリットがないので署名・押印に協力しない可能性が高く、支払額を減額するなどして、債務者の譲歩を引き出すなどの工夫が必要になります。
【準消費貸借契約書（金銭で支払う場合）に記載する主な事項】
- 金銭の貸渡時期
- 金額
- 返済期日
- 利息
- 遅延損害金・違約金
- 返済場所・返済方法
- 貸主、借主双方の住所・氏名（署名・押印）
など
契約 Contents